どん底院長奮闘記

接骨院を営む院長がある日突然心不全に… 一変する生活!

入院生活

緊急搬送後、心エコーの検査後「良く来ましたね!いつ死んでもおかしくない状態でしたよ」と言われ、一ヶ月は入院治療が必要と宣告を受け、酸素吸入点滴のラインが2本入れられ。心電図用のコード、脈波計血圧計尿道カテーテルも挿入され、まさしく全身チューブとコードでベッドから起き上がれない状態で2日間ICUに入りました。

尿道カテーテルの挿入時は、恥ずかしいと思う間もなく処置が行われるのですが、経験のある方はご存じでしょうが、「力を抜いて、息を吐いて」て言われても無理!!ってぐらい痛い上にその後の違和感が半端ない。この後手術の際にもう一度されるのだが・・

入院したその夜から夜間の咳も止まり、ゆっくり寝ることが出来ました。ICUの二日間は何も考えられず慌ただしく動き回る看護師の人の気配を感じながら寝ているだけでした。

       f:id:noriaki551:20171020101839j:image

一般病棟に移動後は日を増すごとに点滴のラインが一本になり無くなり、酸素吸入が取れ、最終的にはワイヤレスの心電計のみになりました。その頃から徐々にシャワーを浴びたり、病棟内を歩いたり出来るようになり、リハビリも始まりました。

 入院して驚いたんは、病院食が意外と美味しいという事。循環器病センターは特別なのかもしれませんが、減塩食で薄味のはずなのですが、味付けや調理に工夫がされており、飽きませんでした。2週間に1回は朝食に手焼きのパンが出てなかなかのものでした。三食の食事は入院生活の中での数少ない楽しみの一つで、これが不味いとやってられなかったかもです・・・