デバイス治療
入院後1ヶ月が過ぎた頃、デバイスの埋め込み手術を行うかどうかの決断を迫られました。
デバイスとはペースメーカーの様な埋め込み型の治療機器で自分の場合はCRT-Dと言われる機器です。
CRT-D(両心室ペーシング機能付埋込型除細動器)とは(右心房と)右心室に加え、全身に血液を送り出す左心室にも、ほぼ同時に電気刺激を与えて心臓の機能を高める機能と、突然死をもたらす重症の不整脈を治療するための機能を合わせ持った体内植込型治療装置です。
自分の場合は心臓発作を起こして倒れた事は有りませんでしたが、将来の事を考えて入れて置く事を強く勧められました。
51歳という年齢とこれからまだ働かなければならない事を考え、手術を受けることにしました。
手術自体は3時間程度で局所麻酔で行われます。ただその後、傷口がふさがるまでサポーターの様なもので圧迫し続けるのですが、デバイスが肋骨に食い込む様な痛みが2日間程続き、夜間何度も目が覚め痛み止めをもらいました。